前回同様、全国のさつまいも生産者に応募を募り、書類を収集。しかし、かねてより蔓延している新型コロナウイルス感染症の影響により、実行委員会の動きも制限をかけられ、PRも思うように進みませんでした。そんな中でも全国から熱心なサツマイモ生産者に応募いただきましたが、新型コロナウイルスに加え、特に九州地方にて甚大な被害を与えたサツマイモ基腐病の影響により、前回よりも応募者が減少いたしました。イベントの開催が厳しい現状、本サミットも開催を断念しようかと実行委員会で議論をいたしましたが、こんな時こそ生産者を盛り上げる意味でも開催をするべきではないかとの意見にまとまり、「SATSUMAIMO of the year」は休止して「Farmers of the year」のみを行うこととし、審査会・表彰式をリモート形式にて開催することにいたしました。
山川名誉実行委員長を始め、農研機構の藏之内 利和氏、川越いも友の会 山田 英次氏、他有識者一名に加え、東京大学の有志サークル「imoproject」より田口代表はじめ3名にも参加いただき、審査を行いました。 審査の観点、候補者の絞り込みで議論を行い、最終候補者を選定。 最終の食味審査には上記審査委員に加え、味のスペシャリストでもある丸山珈琲の志摩 瞳バリスタ、サツマイモのインフルエンサーいもりんさんにもご参加いただき、食味審査を行いました。
いもりん
さつまいもマニア/コーディネーター
愛してやまないサツマイモの魅力を発信!
『暮らしの中にサツマイモ』をコンセプトに、SNS・イベント・メディア等多方面で活動中。
お芋の色々な楽しみ方や美味しさを伝えます。
あなたも "いもーにんぐ!”♪で、1日を始めませんか。
◇ Blog: 芋キュン日和♪
◇ Instagram: @imorin113
志摩瞳(丸山珈琲 バリスタ)
長野県・東京都の店舗の様々な形態の店舗で経験を積み、現在はハルニレテラス店に所属。
文字や数字などさまざまな種類の情報と色が関連づけて知覚される「共感覚」を生かして、スペシャルティコーヒー体験をより身近なものにしようと日々丸山珈琲の店頭に立つ。外部抽出イベントやセミナー講師、コーヒーの国際品評会の審査員なども務める。
主な競技会実績
2016年 ジャパン バリスタ チャンピオンシップ 第16位
2017年 ジャパン バリスタ チャンピオンシップ 第12位
2018年 ジャパン バリスタ チャンピオンシップ 第7位
2019年 ジャパン バリスタ チャンピオンシップ 第9位
◇ 丸山珈琲プロフィールページ
これら審査を経て「Farmers of the year 2020-2021」の3名が決定されました。