こんにちは。「サツマイモ 山川塾」塾長、農学博士の山川 理です。
少し遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。本年はいよいよさつまいも博実施の年になります。会期の2月末まであと少し、どうぞよろしくお願いいたします。
さて今日は私の畑からお届けします。
今日の話題は、サツマイモづくりで私が大事にしていること。
その1 マルチは使わない
マルチとは農作物の生育を促進させるために、畝や野菜の株元の土をポリエチレンフィルムなどで覆う栽培のこと。現在のサツマイモ栽培ではマルチは必須ですね。家庭菜園でも利用されている方が多くいらっしゃると思います。
ですが、私は使いません。一番の理由は、サツマイモに使ったマルチは再利用ができないため、一度の使用が終わったら純粋なゴミになってしまうからです。


マルチを使えば、気候の激しい変化でも、根の成長は安定し、雑草の発生を抑えるので管理しやすくなることは間違いありません。大きい農場を運営されている生産者の方には必需品でしょうし、使うことを否定はしません。
ただ、私のポリシーとして、工夫によって解決できる余地があるものは、極力工夫したいのです。私はそこに作物栽培の楽しさややりがい、目的を見出してるのです。
———-本年2月、いよいよ開催!—————————————
サツマイモを中心に作り手と売り手と買い手が一堂に会する大博覧会
さつまいも博
2020年2月21日(金)~24日(月・祝)
会場:さいたまスーパーアリーナ・けやき広場
———-絶賛発売中!!—————————————————-
『サツマイモの世界 世界のサツマイモ』
現代書館/著・山川 理
¥2,000+税
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