サツマイモ 山川塾 第2回

こんにちは、「サツマイモ 山川塾」塾長、農学博士の山川 理です。

今日はサツマイモの魅力を改めて認識していただくため、ポテンシャルの話をします。今回はさつまいもとジャガイモの比較について。

栄養面や機能性の面では、比較にならないほどサツマイモのほうが優れています。特にオレンジや紫色のサツマイモの機能性は優れています。オレンジイモはカロテン、紫イモはアントシアニンという成分が豊富で、2つの成分ともに強い抗酸化作用があります。ジャガイモにもオレンジ色をしたものがありますが、サツマイモとは成分が異なります。

ジャガイモとサツマイモは栽培面から見ると、作物としての違いがよくわかります。サツマイモは暖かい所を好むし、一方、ジャガイモは寒冷地向きです。ですから日本や世界でも栽培地が南北に分かれて、食料としては補完的な役割を担うことになりますね。

サツマイモとジャガイモの収量は生いもの重さでは10aあたり 3tほどで同等ですが、乾物収量となるとサツマイモのほうが上回ります。それはでんぷんや繊維などの固形分において、サツマイモのほうがジャガイモの倍近くあるからです。市場単価もサツマイモのほうが高いので、同じ規模だとサツマイモ農家のほうが年間収入は多くなります。農業生産額を見てもサツマイモのほうが多いでしょう。それにジャガイモにはサツマイモのようにブランド品(鳴門金時や五郎島金時のような)は存在しません。ブランド品になると値段が倍以上に跳ね上がりますから、農家は大喜びですよね。(『サツマイモの世界 世界のサツマイモ』P88)

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サツマイモを中心に作り手と売り手と買い手が一堂に会する大博覧会
さつまいも博
2020年2月21日(金)~24日(月・祝)
会場:さいたまスーパーアリーナ・けやき広場

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